定例会議の開催概要 第1日時 平成20年1月23日(水)午後1時00分〜午後6時00分 第2運転免許行政処分の決定 運転免許取消処分対象事案について、審議の結果、97件の行政処分を決定した。 第3全体会議 1審議事項 (1)新名神高速道路における交通の取締り等に関する協定の締結について 新名神高速道路の新規供用に伴い、警察法及び警察法施行令の規定に基づき、 滋賀県警察と交通取締り等に関する警察官の職権行使についての協定を締結 することとしたい旨の説明がなされ、その内容を了承した。 (2)交差点周辺における二輪車の割込み違反の取締りについて 昨年の大阪府下における人身交通事故のうち二輪車(自動二輪車・原動機付自転車) が関係した事故は、32.8パーセントを占め、また、交通事故死亡者のうち二輪車乗車中 の死亡者は78人で、31.5パーセントを占め、3人に1人が二輪車乗車中の事故で死亡 している。そこで、二輪車による交差点周辺における無理な追い越しや追い抜き、 すり抜けといった事故の危険性が高い違反行為を徹底して取り締まることとしたい旨の報告がなされた。 委員から、「交差点周辺における二輪車の割込みは、死亡事故等に直結する非常に危険な行為である。 大阪府下で斉一を期して取締りを徹底してもらいたい。」旨の発言がなされた。 2報告事項 (1)平成19年度警察官採用選考実施結果及び平成20年度警察官採用選考実施計画について 平成19年度警察官採用選考実施結果については、受験者数は7,233人(男性5,931人、女性1,302人)で、 平均合格倍率は6.5倍(男性6.0倍、女性9.6倍)であった。 平成20年度警察官採用選考実施計画については、採用予定人員を約800人(男性約720人、女性約80人)とし、 府内選考及び府外選考をそれぞれ2回実施する旨の報告がなされた。 (2)平成19年中の大阪府下における少年非行の特徴について 平成19年中の大阪府下における刑法犯少年の検挙・補導人員数は1万886人で、前年に比べ656人(5.7%)減少した。 このうち、中学生の犯罪・触法少年は5,084人で、46.7パーセントを占めており、中学生が非行の中心となっている。 また、少年による、ひったくり、オートバイ盗等の街頭犯罪の検挙・補導人員は、 3,719人で街頭犯罪の総検挙・補導人員の62.7パーセントを占めている旨の報告がなされた。 (3)交番相談員の職務範囲の拡大について 交番相談員をより一層効果的に活用するため、交番相談員の職務範囲を拡大すべく、 関係規定の一部を改正する旨の報告がなされた。 (4)地域警察官による強盗未遂等事件被疑者の検挙について 天満警察署員による強盗未遂事件被疑者の逮捕及び福島警察署員による強盗致傷事件被疑者の逮捕について報告がなされた。 (5)平成19年中の大阪府下の犯罪情勢について 平成19年中の刑法犯については、認知件数は21万6,304件で、前年に比べ1万6,147件(6.9%)減少した。 重要犯罪については、認知件数は2,005件で、前年に比べ210件(9.5%)減少、 重要窃盗犯については、認知件数は2万4,416件で、前年に比べ1,096件(16.5%)減少、 街頭犯罪については、認知件数は11万4,432件で、前年に比べ1万0,678件 (8.5%)減少した。 そのうち、ひったくりの認知件数は、平成12年ピーク時の半数以下の4,647件で、前年に比べ664件減少した。 また、住宅対象侵入窃盗の認知件数は8,070件で、前年に比べ1、101件(12.0%)減少した旨の報告がなされた。 委員から、「体感治安の悪化につながる身近な犯罪については、検挙率が向上するよう継続した努力をお願いする。」 旨の発言がなされた。 (6)守口市内の民家における強盗殺人容疑事件の発生について 守口市内の民家において発生した女性及び同女の長男に対する強盗殺人容疑事件につき、捜査を推進中である旨の報告がなされた。 (7)覚せい剤密売事件の検挙及びけん銃の押収等について 薬物密売組織の密売拠点等を一斉捜索し、暴力団幹部である密売人ら5人を覚せい剤取締法違反で逮捕するとともに、 けん銃等を押収した旨の報告がなされた。 (8)取調べ中の被告人の負傷事案について 大阪府警察本部内の取調室において発生した、捜査員が取調中の被告人を負傷させた事案につき、 現在、刑事部において、事実関係を調査中である旨の報告がなされた。 委員から、「本件負傷事案は、しっかりと事実関係を調査した上、厳正に処理をしてもらいたい。」旨の発言がなされた。 (9)交通違反事件等の逮捕状及び収容状の一斉執行について 交通違反者等で、交通警察官室からの出頭の求めに応じない者には逮捕状を、 また、確定した罰金を納付しない者には収容状を一斉に執行する旨の報告がなされた。 (10)危険運転致死傷罪適用状況及びひき逃げ事件発生状況について 平成19年中における危険運転致死傷罪の適用件数は55件で、そのうち最も適用件数が多かったのは、 信号無視が35件で、次いでアルコールの影響によるものが13件であった。 また、ひき逃げ事件については、発生件数は2,305件で、前年に比べ307件減少した旨の報告がなされた。 (11)「危機管理連絡協議会」の設置について 大都市におけるテロ等の危機事象の際に、関係機関相互が緊密に連携し、迅速かつ的確に対応するため、 平常時から危機管理の調査・研究、情報交換等を行うことを目的に、大阪府、大阪市、堺市と「危機管理連絡協議会」 を設立する旨の報告がなされた。 (12)集団示威行進実施予定について 1月24日から同月30日までの間に予定されている集団示威行進について報告がなされた。 (13)警護予定について 1月24日から同月30日までの間に予定されている警護について報告がなされた。 (14)近畿管区内警備部隊合同警備訓練の実施について 1月29日、堺市西区において、サミット警備に向けて、近畿管区内警備部隊合同警備訓練を実施する旨の報告がなされた。 (15)2008年サミット財務大臣会議大阪推進協力委員会「警備・交通連絡会」の設置について 大阪府、大阪市、関西経済四団体で構成する「2008年サミット財務大臣会議大阪推進協力委員会」は、 サミット財務大臣会議の円滑な開催に資するため、大阪府警察等32団体から成る「警備・交通連絡会」 を設置した旨の報告がなされた。 第4個別会議 (1)風俗営業者等に対する行政処分について ア風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」違反(客引き禁止行為違反)事案 に係る行政処分3件について、審議の結果、いずれも風俗営業及び飲食店営業停止期間3月と決定した。 イ「大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」違反(客引行為等禁止違反)事案 に係る行政処分1件について、審議の結果、事業停止期間120日と決定した。 (2)不服申立てに対する決定等について ア運転免許拒否処分に対する異議申立て事案1件及び運転免許効力停止処分に対する審査請求事案2件について、 審議の結果、当該処分は道路交通法施行令の基準に従い適正に行ったものであることから棄却とした。 イ行政文書の公開請求拒否決定に対する審査請求事案1件について、審議の結果、 当該決定は大阪府情報公開条例に基づき適正に行ったものであることから棄却とした。 ウ放置違反金納付命令処分に対する異議申立て事案7件について、審議の結果、6件については、 当該処分は道路交通法に基づき適正に行ったものであることから棄却とし、1件については、 行政不服審査法に規定する申立期間を経過していたことから却下とした。 (3)放置違反金納付命令処分取消請求控訴等事件の応訴について 大阪高等裁判所に控訴された放置違反金納付命令処分取消請求控訴事件及び 運転免許証効力停止処分取消等請求控訴事件について、応訴することとした。 (4)平成19年中の行政訴訟事件等の発生状況等について 平成19年中の行政訴訟、国家賠償請求事件等の発生件数は76件で、前年からの継続事件30件を含め、 56件が裁判の終結等により完結した旨の報告がなされた。 (5)警備部長専決による集団示威運動の許可取扱状況について 1月14日から同月20日までに受理した集団示威運動の許可申請2件について、専決処理をした報告がなされた。 (6)公安委員会あての苦情及び意見要望について ア苦情1件について調査結果の報告がなされ、回答文を決定した。 イ意見要望4件について受理報告がなされ、それぞれ処理方針を決定した。 (7)平成19年中の公安委員会に対する苦情申出制度等運用状況について 平成19年中の苦情の受理件数は36件で、前年に比べ21件減少し、意見要望の受理件数は244件で、 前年に比べ37件増加した旨の報告がなされた。